「わたしのワンピース」
子供に絵本をよんであげながら、冗長で単調なリズムだな、なんて思っているといつのまにか自分のほうがその物語に引き込まれてしまうことがあります。
宮城まり子『ほんとにみたんだもん』、にしまきかやこ『わたしのワンピース』。単純なようで深い内面性、ストレートに心を打ってくるポエジー。読んであげながらうっかりするとよほど大人むけに発表されている詩と呼ばれるものよりすてきだなと思います。
一頃話題になっていた「ちびくろさんぼ」。どこが差別的なのか不思議なきもしましたが、むしろ何度読んでもそのシュールすぎる感覚世界にしみじみうなってしまいます。
正直に言えば子育て中の親たちほど「生活」に忙しくてポエジーから程遠い毎日をおくっている世代もないという気がしています。
ふりむくように自分のためによむ。しばらく不在にしていた自分がもどってきます。




























