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2006年7月 6日 (木)

ターシャ・テューダーの世界

Tasha_tudor2

以前大宰府の古書店祭りで見つけたターシャ テューダーさんの本はいつ見ても軽いショックをうけま
す。コンサーバティブなそのライフスタイルはおとぎのくにのようにファンタジーです。いつもすごいなあなんて思いながら、どうして日本にはこんな素敵にいい感じののおばあさん写真集はないんだろうと思います。今、同世代の人が書いたライフスタイル本は巷にあふれていて、おしゃれなセンスに共感することもあるけれど、やはり本当に一筋通っているなという感じはしないし(当然といえば当然ですが)なんだか外国の生活雑貨の紹介ばかりで淋しいです。それよりも、竹久夢二→中原淳一・松本かつぢ→内藤ルネと引き継がれていたかつての「それいゆ」系のきちんとしていた頃の日本の少女が、今もどこかにその知性とセンスを持って暮らしていて、けっして金満ではないけれどビンボー臭くもなくピンと背筋ののびた品のあるおばあさん生活を送っている世界。そんな世界がみて見たいです。うまくいえないけれど小津の映画に繰り返し出てくるいつもこざっぱりと片付いた廊下の様な空気。白洲正子さんの目利きで美しい生活もいいかもしれないけど、むしろ中産階級が品性を保っていた頃の美学をそのまま今も続けている人の暮らし、それこそをみて見たい。

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