Palanco パランコ
何か買うわけではないけれどその近くまで行ったらちょっとチェックしていきたいなという店があります。
天神の「DOUBLEDAY」(アンティークがたくさん置いてあります)がその口で、たぶん15年位前から通っています。それでもいざ買物をさせていただいた「実績」は少ないのです。もちろんこちらにお金が足りないのが理由です。(笑)
なぜかしら足が向くのはあの一筋奥まった通りにある古いビルの1階という立地と、お店自体の落ち着いたたたずまいが好きなのだと思います。
不思議なのはよそでは気にも留めなかったものがここに置いてあると急に目に留まったり、逆にたまたまよそで見かけてなんとなくいいなと思った物がやはりここでセレクトされていたりすると「あっ!やっぱり」という感じで何か納得というか確信されるような気持ちになることです。セレクトに共鳴できた気にでもなって喜んでいるのでしょうか。
ところで「買物」はわりと目的もなしにふらふらとした気分でひやかしているときこそ面白いように思います。「よーし今日は買うぞー」と思って財布をにぎりしめて出かけるとピッとくるものは案外見つからないのです。
「行きずりの出会い」もまた買物の本質かとおもいます。
stephen MADE IN ITALY \18800 (新品)
はじめてステファンに触れてみたときはそのやわらかい革の手触りにおどろきました。しっとりとひそやかなその感覚はドキンとするほど女性的です。
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中秋の名月。夕食後、風流ぶって散歩に出ました。平尾から高宮通り沿いに北上、けやき通りを横切り大濠公園へ。広いお濠の前にでると思わず声が出そうな光景でした。黒光りした濠の水面に雲ひとつない空からまぶしいほどの月光がさし落ちて吸い込まれています。「こんな夜があるんだ」。石でつくられたベンチにすわりしばらくボンヤリ眺めていました。