FABRICA/PALANCO
FABRICA/PALANCO
ときおりふっと、北九州の街に出かけたくなることがあります。きっとあの街のにぎやかなんだけどどことなくバタくさい感じが好きなのです。商店街も天神のそれとは違って、道が迷路のように入り組み、洗練と猥雑が不連続にあらわれるようです。予測のつかないワクワク感。
おしゃれなカフェを後にパサージュの裏筋をぶらぶら歩くと、まるで昭和40年代です。時計屋さん、帽子屋さん、美容室、お決まりのように「ショーウィンドウ」的スペースが店頭にあって、そこへなぜかだか商品だけでなく店主の趣味の品まで一緒に飾られていたりする。そしてアーケードを出てふと空を見上げると遠く高い煙突から白い煙がたなびく。
おしゃれかどうかはともかく親しみがあってなんとなく懐かしいような、ホッとする街だと思いませんか。
そういえばその北九州市の発行する「雲のうえ」というPR誌は私のなかんずくのフェイバリットです。なんでもないようでいていつの間にか忘れかけている大切なこと、ありふれていると思っていた風景。そんな事象にスポットを当てて、美しいアートワークでまとめられています。どこかで見かけられたらぜひ手にとってみてください。“きたきゅう”に行ってみたくなること請け合いです。
ところで話は戻りますが、そんな北九州市の商店街のような「バザール性」を最も現代的なショッピングモールの中に現出させてお客様に楽しんでもらおうとしているのが、私たちの出店している「イオンモール福岡ルクル」内の「パワコンストリート」です。(だとおもいます。〈笑〉)。
「路地」の誘惑といえば大袈裟ですが、ちょっと足を踏み入れてみたくなるたたずまい、郊外にあっての界隈性、一方でなぜかくつろいだ雰囲気。うーん。うまくいえません。でもそんなちょっと変わってるけれど魅力的な性格をもったストリート。
そろそろどこか違う街でお買物がしてみたいなんて思ってる方、一度遊びにいらしてください。



















