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2008年1月 6日 (日)

新年に

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澄んだ青空のもと、光が満ちて穏やかな冬晴れのお正月です。いつも通る公園の水面もきらきらと輝いています。こんな日はどこまでも歩いて行きたくなります。静かになった天神のまちを海に向かい埠頭の脇に出ました。かつてバブルで栄えた模倣ずくめのトレンディースポットは、今は経営破たんして再建中の立て札が風に吹かれていました。施設の奇妙な実在感のなさは、まるで小学生の絵のようで意外に面白かったけど。

誰かがカモメにパンくずを投げていました。船が青い水面を押し分けるようにして向かいの島へ出て行きます。今度はどんな街ができるのかな。またあのフィクションの続きがあるのなら、遊びに来たい、しばらくぼんやり佇んでいました。

ずっと昔、堀口大学の訳で読んだコクトーの詩。

                私の耳は貝の殻
              海の響きをなつかしむ

今、過ぎし年をあらためて振り返ると、ショップもスタッフの暮らしも実にさまざまな変化がありました。しかしそれらのことを、昨年の年頭に予想していたかと思うと何一つ想像していなかったことに気付きます。

季節や人生の移り変わりを考えていたら、だんだん切なくなって、帰りはバスに飛び乗っていました。あまり深く考えすぎないこと。これが今年の目標かもしれません。

今年一年が皆様にとってよい一年でありますように。

新年あけましておめでとうございます。

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