日記
「ショップはセンスだ」。
と実に当たり前なことを自分につぶやく。
なぜなら自分にセンスが足りてないからだ。ならば他所へ出かけて勉強するしかない。
でも今の時代、正直に言えばセンスがいいなと思うショップはあんまりない。
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それでもたまに恐ろしい程センスのいいショップに行く。
表面だけ真似してやろうと、目をさらのようにして見るけど、案外何でもない普通の物が置いてある。
平凡じゃないのは全体のバランスと空気感なのだ。一種の天才芸。
結局こういうのは自分には無理だとあきらめる。
ふと植田正治を思い出す。昔この人の写真が好きで、ちょっと真似して撮ってみたことがある。モノクロームのフィルムを入れて、当時三年ほど住んでいた鹿児島の街や風景を一生懸命撮った。
一週間後、かなり期待してラボに出来上がった写真を取りに行った。
結果は惨敗。
主観のない単なる記念写真や、観光写真がどっさり出来上がってきただけだった。


















